1) 目的
1.1 妻沼のグライダーに欠かせないものとなった4連ウインチを使用して
安全性を確保し、かつ効率的な合同オペレーションを実践研究する。
1.2 比較的合宿回数の少ない大学の基礎教育と技量の向上を目指し、
併せて上級生には競技形式による滑翔及び周回を経験させ、
ボトムアップを図る。
1.3 機材の共同使用、運営、運航の協力を通して参加各校の親睦交流を深める。
2) 運航及び形態
2.1 安全を第一として、あくまでも基礎的な技量向上、経験を主目的とし、
いわゆる成績を重視する無理なフライトは行わない。
2.2 ライセンサーは給水塔〜近藤沼〜妻沼滑空場を基本的なコースとする。
2.3 練習許可訓練生は教官同乗による滑翔及び周回飛行をする。
2.4 1・2年の基礎訓練も大切なので、滑翔及び周回飛行の最終発航は
午後1時30分までとする。
2.5 各校は、安全確保のための管理者を合同ピストにおき、
自校の飛行の監視をはかる。
2.6 安全性の確保に疑問のある時、又運航上支障が有ると思われる時は
運航管理者が協議し、その原因が取り除かれない限り飛行しない。
最後に原田教官がいつも言っていた
① ルールを守る
② 自信過剰にならない
③ 余裕を持って飛ぶ
④ 事故は絶対に起こさない
⑤ 他人に迷惑をかけない
以上の原則を全員が忘れずに飛ぶ事です。
これこそが、皆さんに続く空を愛する後輩達のために残さなければならない
最も大切な責任です。